雑草生態学の権威が、斬新な視点から提示する新・日本人論、『雑草が教えてくれた日本文化史 〜したたかな民族性の由来』が発売中です。
雑草が教えてくれた日本文化史は日本人の勤勉さや協調性を稲作から説くことが、半ば常識となっている。しかし、イネを育てるのに、勤勉さや協調性は不可欠なものではない。それよりも雑草から読み解く方が、日本人の様々な気質を理解するのに都合がいいというような目からウロコの視点を続々提示した作品です。
戦国武将は大事な家紋に雑草をあしらっています。華麗な花や勇壮な動物を描いた西洋とは明らかに違っている観点から、日本人にとって雑草とは何かということを雑草生態学の権威が、斬新な視点から提示する新・日本人論。
著者について
稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。
農学博士。専攻は雑草生態学。
農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て静岡大学大学院教授。
その他著書
『怖くて眠れなくなる植物学』(PHP研究所)
『弱者の戦略』(新潮選書)
『 雑草は踏まれても諦めない』(中公新書ラクレ)
『キャベツにだって花が咲く』(光文社新書)など多数。
詳細は【A&F BOOKS ページ】を御覧ください。